【カフェ】喫茶店の白青タイル
2年前、ホーチミンにきたばかりの頃に
タイルが素敵なカフェだったか、古いカフェだったかを検索していたときに
ひとつ惹かれたカフェがありました。
タイルなんて乙女なものに元々興味がない人間なのですが、
記事にあった白と青のタイルが妙に心に残ってしばらく忘れられなかったのです。
残念ながら記事内にカフェの名前や場所は書かれておらず、そのまま...。
しかし先日。
古い佇まいが気にいったカフェ、というより喫茶店に入ってみたところ
................................君は............................!
こんなところに...........................!
...............................君は.......................................!
偶然発見した白と青のタイル。やっぱり大好きな心を惹きつけるタイルです。
カフェの店員に、このカフェはいつからあるのかと尋ねると
「わからない。ずっと前から」と言われ、ベトナム人の友人にも「超昔から」と言われ、
とにかくすごく古いカフェだということだけは分かりました。
photo:ハノイ時代、先輩と咳が止まらない時期によく飲んだ羅漢果のお茶
日中はおじさんがベトナムコーヒーを飲みながら煙草をくぐらせていますが
夜には"人とは違う私"的な雰囲気をまとう個性的なボーイズ&ガールズの姿を見かけます。
これまでこの街がサイゴンと呼ばれていた時代を再現したレトロカフェが人気でしたが、徐々に本当に古いカフェにも注目が集まりつつあるそうです。
変わらないものや次の世代へと引き継がれるものは必ずあって、
発展していく街並みのどこかでひっそりと愛され続けていくのだと私は思います。
これからのこの国を担う若いこたちがこういったお店に魅力を見い出し、
そこが彼らにとって心地の良い居場所になっていくのは素敵なことだと感じています。
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