【ローカル麺】ハイフォン名物・田ガニの汁麺


ドンコイ通りのM2Cカフェが閉店。

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なにやらハイフォン名物の田ガニ汁麺「バインダークア/Banh Da Cua」のお店にかわってる! ということで早速いってみました!


お店への入り口は、カニマークが目印。

相変わらずの隠れ家具合と橙色&水色の色合いもとっても素敵だ...。

【写真】ドンコイ通りの入り口!

【写真】ランチタイムの店内の様子


お店はオープンして1ヶ月足らず。

聞いたところ連日ランチタイムは混雑しているそうですが、

感動したのは店主夫婦をはじめとするスタッフの温かさ。

waitingのお客さんもいたけど、常に気にかけてくれ

いすを出してくれたり、メニューを手渡してくれたり....。

やさしい対応のおかげで気持ちよく待つことができました。


看板メニューのバインダークア。北部のハイフォンという土地の名物です。

バインターという赤茶色の幅広麺で、天日干しをしているので程よいコシがあります。

わたしはどうしても「やせうま」が浮かぶのですが。


#みなさんどうでしょう。知りませんか。そうですか。

【写真】Banh Da Cua(6万5000VND)


そして、この麺を語るのに欠かせないのが素朴なカニ出汁とてんこ盛り具材。

田ガニを殻ごとすりつぶしてとった旨み凝縮出汁で、店主兼料理を担当する奥様が毎朝市場で新鮮な田ガニを厳選しているそうです。

しゃきしゃき空芯菜や牛肉の葉包み焼き、ハムなど具材がもりもりなのが特徴のバインダークア。

中でも、奥様が手作りする自慢の魚のさつま揚げがおいしいのです...。

ナイフフィッシュという魚を使うのが奥様のこだわりのようで、

カニ出汁をしっかり吸い込んださつま揚げの「じゅっ!」&しっかりとした弾力がたまりません。



ほかにも、バインダークアと並んでハイフォン名物として有名な「バインミークエ/Banh Mi Que」。

クエは枝という意味で、一般的なバインミーと比べて小さく細くて面白い!

【写真】Banh Mi Hai Phong Pate(4本6万5000VND)


中身はパテとポークフロス。これにピリリと辛いチリソースをつけて食べます。

もはやおつまみです。ビール好きにはいいんじゃないでしょうか。

ちなみにポークフロスは奥様特製。パテもチリソースもハイフォン産のものを使用しているそうです!



それから地味ながらも心に残ったチャーハン。

【写真】Com Chien Ca Com(6万9000VND)


カリカリのちりめんじゃこをのせたチャーハンですが、

ほんのりとした塩味がいいかんじ。普通に塩ふってるんだろうなと思っていましたが

「塩漬け卵を使っているのよ!」とのことでした。

なるほど~! 塩漬け卵ナイスだな~!




本格的なローカルフードを、素敵な雰囲気で食べられるお店はうれしいですね。

北部と比べ、外から入ってくるものに比較的柔軟なホーチミンの人々。

多くの北部名物の店が流行中ですが、バインダークアについては浸透しておらず、

この料理を南部でも紹介したい!とオープンしたそうです。

ちなみに以前あったM2Cカフェのオーナーは親戚とのこと!

【写真】店主夫婦はもちろんハイフォン出身!

【写真】器類にはかわいいカニ! 隅々まで素敵!



バインダークアジーリー/BANH DA CUA Di Ly

住所:1F, 103 Dong Khoi St., Dist. 1

電話:(08) 3829 8249

営業時間:8:00~22:00

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