2019.11.29


マレーシアにきてアウトプットが足りていない。

2つ前の記事で書いた通り、私はこれまで文章を書くことで頭や感情の整理をするタイプの人間だった。

学生時代はブログやmixi、それ以降はfacebookかな。


私の気持ちがいっぱいいっぱいになった1つの原因として、自分の感情のはけ口がなくなったのもある気がしてブログを再開したくなった。

集中力ないし脳みそ疲れちゃってるんだけど、キーボードを両手で打つ感覚懐かしいなと思いつつ。スマホをぴこぴこするより、自分の気持ちが文章に直結する気がする。


これまでSNSの付き合いはリアルに面識がある人に限っていたし

仕事絡みの人に関しては公開範囲から外してたから、どんなことを書いても見ているのは私を知ってる人だけという状態だった。


好きなこと書き放題。みんなに向けて何かを発信するというより、勝手に書くけどみんなになら見られてもいいよっていうかんじ。

こんなことが嬉しかった~楽しかった~も、悔しい情けない本音も、多少オブラートに包みながらの惚気も。学生時代のブログから遡ると、どれだけの感情を恥ずかしいくらいにさらけ出してきたかなと思う。

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そしてマレーシアに来て始めたのがマレーシア情報を発信するためのインスタ。


仕事もない、友達もいない、たいしてこの国に興味もない、言語を学ぶ気も沸かないという...自分でも情けないんだけど、1年目はインスタで情報発信するしか自分にできることが浮かばなかった。

最初こそフォロワーが増えていくのは嬉しかったし、インスタのネタ探しは引きこもり防止にもなった。カメラを買ってからは、構図を気にして写真を撮ることを意識したり。

これがひょんなことから何かに繋がればよいなーなんて。


ただある程度慣れてくると、元々フリーペーパーの仕事をしていたこともあり、何の責任もなく報酬もなく何をしてるんだろう...という虚しさや

取材なしの不確かな情報を書いているのが嫌だった。たかだかインスタで気にしすぎなんだけど。


ローカル飯が好き、リサーチが好き、さらにそれを共有するのが好き。これは嘘ではない。

これまでと違うのは仕事かどうかという点。


お給料が発生している、読者の生活が楽しくなるようにという思い入れがある、取材をもとにした正確な情報を提供する責任がある。こういったことが前提にあるかないか。

もちろんインスタにはないし、そんなこと求められてない。


ここでもうひとつの大きな違和感。


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不特定多数の、しかし同じ生活圏内で生きる物理的に近い人がフォロワーの大半を占めているという点。これ、前述したように面識がある人に向けてしかSNSを使っていなかった自分にとって地味に恐い。


いつすれ違うかもしれない人からのいいね、コメント、DM。それに返信する自分。

お互いに誰やねん!て我に返るんだよね。近くにいながらお互いべつにSNSの世界を抜けて会いたいとも思っていない。異様だわ~と思う。


マレーシアに来て知ったけど、インスタは海外生活での人間関係を広げるための1つのツールらしい。

実際にインスタを見ていると、誰と誰がよくつるんでいるかが容易に分かる。

もっと言うと渡航前から「お待ちしています!」とか、到着後すぐに「友達とランチ」とかあるので私はもうびっくり度肝を抜かれるのである。


こういうのを見ると、あ~私っていいねやコメントをする対象ではあるけど、じゃあ実際に友達になりたい、リアルに付き合いたいとは思ってもらえないタイプなのね..とか軽く凹んでみたりね。


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どうやら私はインスタとは相性がよくないようで。

だったらこれまで通りプライベート丸出しの内容にすれば、とも思うけど今さら公開設定変えてもね...アカウント消すのももったいないし。


ということでインスタはこれまで通り、ゆるいマレーシア情報提供者としての自分。間違っても友人作りのツールだなんて思わないこと。アップして終わり。


そしてこっちのブログで感情のあれこれをアウトプットする、という方向でと決めたのです。


ちゃんちゃん(でた結局締めくくり下手)




















Khong Sao Dau

di thang di khong sao dau. Cu Di la Den

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